子どもが2歳のとき、10日間の付き添い入院をしました。
コロナ禍のため付き添いの交代や面会は禁止。病棟からの移動も制限されていました。
病院によりルールや設備は異なりますが、そのときの経験談をまとめましたので、ご参考になれば幸いです。
この記事をオススメする方は…
・子どもの入院に付き添うことになった
・付き添い時に用意するべきものを参考にしたい
入院に必要なものは?
入院の手引が各病院にあると思います。そこに必要なものが記載されているはずなので確認しましょう。
わからなければスタッフの方に確認しましょう。入院にあたり、様々な書類に記入する必要がありますので、そのタイミングで確認できると思います。
あると便利なもの
使い捨てのスプーンや割り箸
子どもは病気で機嫌が悪いですし、食後すぐ洗えるとは限りません。100均で安く購入できますし、病院の売店で販売されている場合もあります。
消耗品にしてしまえば「早く洗わないとカピカピになる…」とイライラすることもありません。
ただ子どもは使い慣れた食器じゃなきゃいや!となる可能性もあるので、いつものフォークやスプーンやがあると良いかもしれません。
食器を洗う場合、病院に備え付けのハンドソープでも間に合うと思います。大部屋だと収納場所も少ないので…
スーパーの袋
ゴミ袋も自前で用意しなければいけません。汚れた服や濡れたタオルを入れるもよし、いくらあってもいいです。
ウエットティッシュ
台拭きにしたり、子どもがベッドから落としたおもちゃをふいたり、何かと便利です。ノンアルコールだと子どもの口拭きにも使えて便利です。ティッシュより消耗が激しかったです。
動画をダウンロードしたタブレット
Wifiが整っている病院は稀かと思います。我が家はアマゾンプライムに入会していたので、容量が許す限り動画をいれてオフラインでも視聴できるようにしました(あまり見る暇がなかったので、今思えば優先度は低いですが)。大部屋の場合はイヤホンもお忘れなく。
野菜ジュース
後述しますが、付き添いの食事は炭水化物に偏りがちです。野菜ジュースによってバランスが取れている気になれます。
洗い流さないシャンプー
後述しますが、付き添いは好きなタイミングでシャワーを利用できない可能性が大きいです。
大人用の使い捨ての肌着
洗濯の手間を少しでも減らしたい場合はおすすめです。
子どものおむつとズボンは多い目に
子どもは点滴を入れてもらっていたので、おしっこの量が一気に増えました。気が付いたらおむつが限界を超えてズボンまでビショビショ…というのを何度も繰り返しました。(入院着だけだとはだけるので,筆者はズボンをはかせていました。)
点滴中の子はおむつやズボンを多い目に用意すると安心です。
タオルはフェイスタオルが一番使いやすかった
ベッドの柵なら、バスタオルでもかけられますが、かさばりますし、ハンドタオルが一番重宝しました。
気になる人は授乳ケープ
看護師や医師の方が、定期的に様子を見に来られるので、気になる方は用意したほうがいいと思います。
ちなみに筆者は、そこら辺が無頓着なので何も用意しませんでした(むしろスタッフの方に気を遣わせて申し訳なかったです)。
付き添いのご飯は?
自力で調達
子どもの入院先は、コロナ対策のため1日1時間以内なら病院の売店に行って良いことになってました。
子どもから長時間目を離すときは、看護師さんがみてくれることになっていたのですが、看護師さんの仕事の都合もありますし、希望するタイミングで行けない可能性もあります。
しかも入院先の売店は24時間営業ではなく、土曜は半日、日祝は休みでした。結果、日持ちするパンやおにぎりが中心の食生活になってしまいました…(しかもこじんまりとした売店で品数少ない)
給湯室が故障中だったので温かいものも食べられず…
冷蔵庫はベッド脇にあり、有料で利用できましたので、ヨーグルトなどの冷蔵品を差し入れてもらっていました。
子どもが病院食をほとんど食べなかったので、副菜をちょうだいしつつバランスをとっていました。
ちなみに子どもの食べさしは、もったいないですが処分しましょう。共倒れになります。
看護師さんは食事量も確認していますので、自分が食べた分はちゃんと申告しましょう!
付き添いのお風呂は?
ほとんど入れなかった…
病院によって差が出てくると思いますが、入院先の病院には付き添い用のお風呂はありませんでした。病床の関係で小児科の病棟に入れなかったのも関係あるかもしれません。
入院患者さんが利用せず、なおかつ看護師さんの手が空いているタイミングしか利用できませんでしたし、子どもの機嫌が悪くてタイミングを逃したこともあります。私の場合、10日間の入院で、利用できたのは3回でした。うちの子はひとりで長時間、ベッドで待つことができなかったのですが、ひとりでお留守番できたら、もっと頻繁に入れたと思います。
子どもは点滴で入浴できなかったため、清拭用のタオルが毎日配られていました。ちょっと多い目にもらって、私も使っていました。洗い流さないシャンプーも使えば、そんなに気にならないかも。
付き添いのトイレは?
短時間で済ませた
大部屋だったので、病室から出る必要がありました。看護師さんにお願いすれば、トイレの間も見てもらえますが、幸いにもベッドから30歩先にトイレがあったので、お昼寝やテレビのタイミングで、ささっと済ませていました。
子どもひとりにする場合は、必ずベッドの柵を一番上まで上げましょう!
付き添いのベッドのは?
子どものベッドに添い寝
大人用の簡易ベッド等はなく、セミシングルサイズの子ども用ベッドで添い寝していました。
子ども用のためか、敷布団は硬めであまり寝心地はよくありませんでした…
大部屋だったので日中もベッドで過ごしていました。
付き添い中の服装は?
部屋着でもスッピンでも問題なし
入院中の子どもは少なかったのですが、付き添いの方は、部屋着でスッピンの方ばかりでした。
特にルールはないと思いますので、ストレスを感じない格好でいるのが一番と思います。
ランドリーはあるので洗濯はできましたが、そんな余裕もなく、定期的に家族に持って帰ってもらいました。
付き添いの歯みがきや洗顔は?
病室に洗面所があった
歯みがきや洗顔は、病室にあった洗面所で済ませていました。
あまり子どもから目を離せなかったので、歯みがきはベッドでして、歯ブラシや口を洗うときだけ洗面所を利用していました。
どうやって時間をつぶした?
色々工夫するしかない
薬や食事等の子どもの世話、家族へ病状を伝えるline、看護師や医師も定期的に様子を伺いにくるので、付き添いする側は意外と時間が経つのが早く感じました。
また21時には消灯で、寝るしかありませんでした。(大部屋なので消灯後のテレビは禁止でした)
問題は子どもの時間つぶしです。テレビのイヤホンは大人用だし、大部屋なので消音でしかみれません(ちなみに有料)。大人だけでなく子供もストレスを感じていたと思います。
乗り物が大好きだったので、ベッドを窓際に変えてもらったり(ちょうど病室が道路に面していた)、タブレットに電車の動画を入れたりしていました。
\汚さずに繰り返し遊べます!/
まとめ ー 限界を迎える前に相談してみよう
入院中に困ったことがあれば、迷わずスタッフの方に相談しましょう!
100%完璧とまではいかなくても、最善の方法を考えてくれると思います。
付き添いも一緒に共倒れとなっては元も子もありません。
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